カカフカカ 10巻(著:石田拓実)【漫画感想】

 

 

※漫画の内容のネタバレを含みます※

 

 

いやー面白いですなー。10巻も面白かった!

 

現実では絶対にありえない独特の設定と出来事の連続で構成されている漫画なのに、謎のリアリティがあるのが、この漫画の凄いところだと思います。

たぶんそれは、登場人物全員がすごく人間らしく。「人間としてダメだろそれ!」みたいな部分も前面に出して描かれているからだと思って読んでいるのですが。

この巻では、それが長谷さんが顕著すぎた。

付き合っている女性を差し置いて他の女をお持ち帰りし、彼女である寺田さんに言及されれば

「あんなのはただの排泄行為だから、寺田さんが気にすることじゃ」

って……

おい!!!!!

って感じすぎる。が、これまでの彼を見ていると、「ああ、そういうことだったんだ」と納得できてしまうところが、すごい。長谷さんの中では、筋が通っているんだよね。後半でそのコトの真相が明らかになったところで、更に納得できたし……。前からそういうこと言ってたしね。

でも!だけど、さすがにそれはダメでしょー。

でも私、この漫画のキャラクターの男性陣の中では、長谷さんが一番好きです。飄々としながらも賢くズルくて、でも結局は上手くいっていないところが、どうしようもないし、可愛いなあと。

まあ実際には絶対に関わりたくもないタイプの人間ではありますがw 漫画だからね。

 

そして寺田さん、そんなこと言う長谷さんに、ガンガン自分の意見をぶつけてるのがマジすごいけど、言ってる意見は果てしなく自分勝手なところが寺田さんらしすぎると思いました。

寺田さんと長谷さん、一応話し合いの場を持てたわけだけど、この巻ではふたりの関係性には全く変化がなかったので、今後どういうふうに落としていくのか楽しみです。

 

寺田さんと本行の関係もあるけど……まずは長谷さんがどう行動するかだよねえ。

本行と居酒屋でサシ飲みをして、女に対するコンプレックス?を指摘されて、で、結局長谷さんはどう感じたんだろう。そしてどう判断して、どう行動するのか……気になります。どうなるんだろうー。

 

 

しかし巻末あとがきで作者さんも書いていたけど……寺田さん、災難に遭いすぎだな!

この巻の最初で風呂場の脱衣所に閉じ込められ、そして最後にぎっくり腰で立ち上がることすら出来なくなるって。可哀想すぎる。

 

 

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