妊娠後期、看護師のお仕事中によくあったこと

妊娠後期に入って、突然職場で妊娠をしているのかと、何人もの患者さんに聞かれるようになりました。

お腹が目立ってきたという証拠ですね……!

それまでは患者さんと接していても、妊婦か全く聞かれなかったのに、
「とうとう見た目ではっきりと妊娠していることが分かるようになるまでの週数になったのか」と、感慨深いです。

 

というか、妊娠中期は、端から見たら妊婦だと判別できないレベルだったのね……というも、意外でした。

妊娠中期も「結構お腹が出てきたぞ!」と、自分では思っていたんだけどねえ。

 

 

ところで、私は当時は病棟看護師として働いていたのですが、
働いていた病棟は、混合病棟の整形外科と脳神経内科の患者さんの割合が多い病棟でした。

 

で、整形外科とか脳神経内科の患者さんって、移動に介助が必要な方が多い診療科なんですよね。

なのでナースコールを取ると、「トイレまで車いすで連れていって欲しい」という用件であることが結構ありました。
(むしろ、それ以外のナースコールの方が珍しかったぐらいでした)
(トイレが用件のナースコールを、「トイレコール」という俗称で呼んでいました)

 

妊娠後期のお仕事中、はじめましての患者さんのトイレコールを取って訪室した時に、私のお腹を見た患者さんに「妊娠をしているか」と聞かれることも多かったのですが、
そこで「そうなんです~」と答えるじゃないですか。

すると……

 

 

患者さんに気を遣われるという事態が頻発しました。

 

特におばあちゃんの患者さんに、こういう方が多かったです……。

 

でも、トイレコールで看護師を呼ぶ必要がある患者さんって、
転倒リスクがある患者さんなんですよね。

患者さんの転倒を防ぐのも、看護師のお仕事のひとつです。

 

患者さんが転倒してしまったら本当に大変なんです。
転倒しても何事もなければ良いんですが、お年寄りだと骨折してしまったり、下手をすると脳障害を負ってしまう場合もあり。。
転倒→脳出血で寝たきり→そのまま死亡 という悲しい経過をたどってしまった患者さんも、実際に見たことがあります……。

 

だから

気を遣ってくださるのは凄くありがたいし嬉しいんだけど、
移動の介助はさせてくれ!!!

というのが本音でした。

 

本当に、気遣ってくださるお気持ちはとても嬉しいんだけどね。

 

でもこれ、患者さんの気を害さずに伝えるのが、なかなか難しかった~。

患者さんは100%善意で言ってくださっている訳ですし。

 

結局は押し問答のようになってしまい、

 

 

と、半ば強引に介助をしたことも多かったです。

一番ダメなパターンのような気もしなくもない。(…)

 

今でもどう言って介助をさせてもらうのが正解だったのか、よく分からないです。

私は看護師なくせに口下手なので……上手い切り返しが出来る人が、羨ましい!